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飯塚市  庄内生活体験学校 
令和4年度 事業案内 〔幼児の野外生活体験活動支援〕  過去の活動記録
 
  幼児の野外生活体験活動支援
 
  動物ふれあい体験ピザ焼き体験農業体験落ち葉プール石焼きイモ体験シイタケのコマ打ち体験ヒノキ板のそうめん流し体験
 
農薬を使わない野菜栽培体験 〔いろいろな体験活動〕
生産した野菜を使った調理体験
生き物や自然について知る
ピザ窯を使ってピザを焼かせたいのだが時間はどのくらいかかるのか?
石焼きイモをしたいのだが、どんな準備がいるのか?
落ち葉プールができるそうだが、どんな風に遊ばせるのか? 
具体例を参考にしてください。
 いろいろな活動と留意点  園ごとの活動展開例
   
 動物ふれあい体験 
所要時間 15分~20分程度
体験可能人数 15名程度 
準備するもの  特になし 
活動内容





ウサギのエサやり
ウサギは1羽ずつ手作りのかごに入れてふれあいます。十分に距離を取ることができるので、フィジカルディスタンスが可能になります。また、直接ウサギを触りたい場合は、ウサギ囲いを準備し、囲いの中にウサギを放し、その中でふれあいます。
ヤギのエサやり
ヤギは、小屋の横にある広場に放してエサやりを行います。網越しにエサをやるので、安全に行うことができます。
動物出前講座
園にウサギやヤギを出前します。ウサギは専用のゲージに入れ、園庭などでふれあうことができます。
ヤギは、園庭に杭とロープでつないだ状態でえさやりなどを行います。
(注意する点)
 初めの園児がたくさん餌をやると最後のグループの時にはエサを食べなくなります。
 園児一人が与えるエサの量を少なくしてください。
 ピザ焼き体験 
所要時間 生地成型 15分  
トッピング 20分  
焼き上がり 5分/枚
体験可能人数 30名程度
準備するもの  生地材料(強力粉、砂糖、塩、ドライイースト)
トッピング(ピーマン・トマト・コーン・ベーコン)
※材料の分量は事前に打ち合わせが必要
 2008(平成20)年度に耐火レンガを購入して手作りしたピザ窯で行います。燃料は薪を使い、火加減が難しい活動です。
幼児が実施する場合は、生地を成型し、トッピングのみを行います。ピザ生地とソースは生活体験学校の職員が準備し、トッピング(カット済み)は園の側で用意します。学年に応じて作業工程を変えることができます。
活動内容 






◇ 
生地の成形
生地は職員が事前に園児の人数や年齢に合わせて用意します。生地は、手で10㎝の丸になるように伸ばしていきます。伸ばした生地は、シートの上に置きます。
トッピング
トッピングは、野菜3種・肉1種を基本としています。あまり山盛りにするとトッピングに火が通る前に生地が焦げてしまうので注意が必要です。ソース→トッピング→チーズの順番です。
焼成
焼く前に、シートに名前が書いてあるかを確認します。引率の先生(1人)が窯の所についてピザの管理をしてください。
(注意する点) 食物アレルギーなどに十分気を付けてください。また、手指の消毒など衛生面にも注意を払うようにしてください
 
 農業体験 
所要時間 植付 30分~50分 
収穫 15分~30分
体験可能人数 15名から80名程度
準備するもの  野菜苗、収穫した野菜を入れるかご、軍手
 
活動内容 




野菜の植付体験
サツマイモ(6月):マルチを張った畝に穴をあけ、差し込むように植えつけます。
ジャガイモ(2月・6月):種芋を植えつけます。少人数の園に向いている活動です。
玉ねぎ(11月):田植えのように玉ねぎの苗を植えつけます。
収穫体験
サツマイモ(11‐12月)・ジャガイモ(5月・10月)・玉ねぎ(5月)・落花生(10月)の収穫ができます。
収穫時期は、(  )の月に収穫可能で、収穫量の3分の2を持ち帰ることができます。
(注意する点)  落花生の収穫は、アレルギーがない事を確認して行う必要があります。
また、天候などに左右されやすい活動になるので、日程の変更などが起こることを前提に計画を立ててください。
 
 落ち葉プール 
所要時間 15分~20分程度
体験可能人数 15名程度 
準備するもの  特になし 
 幼児向けに準備したメニューです。生活体験学校において、落ち葉は畑に入れて野菜作りの効果をねらう程度の必要しか感じておりませんでした。隣接する公園のクヌギの葉を集めて園児に提供してみて初めて落ち葉が遊具になることを知りました。幼児が踏んで砕いたクヌギの葉は、畑に投入して耕運機ですき込みます。落ち葉拾いは合宿体験に参加した小学生の楽しい作業課題になっていて、喜んで参加しています。
活動内容 
 ◇ ブルーシートに落ち葉を広げ、その中で遊びます。落ち葉をかけあったり、潜ったり自由に遊ぶことができます。粉々になった落ち葉は畑の土に還します。
(注意する点)  細かく砕けた落ち葉は、洋服や口・目に入る危険性があります。小さくなった落ち葉は投げないこと、大きな落ち葉を放り上げて遊ぶように保育者が一緒に遊びに加わって教えてください。
 
 石焼イモ体験 
所要時間 焼き上がり 
1時間から1時間30分
体験可能人数 80名~100名程度
準備するもの  サツマイモ、アルミホイル、イモを入れる容器
 
活動内容 
 ◇




石焼きイモ釜の説明・見学
一人ずつ台の上に乗り、サツマイモが焼ける様子を見学します。
説明はわかりやすく行い、火が燃える様子・サツマイモが焼ける匂い・薪が燃える音を五感で体験してもらいます。
石焼きイモ実食
焼きたての石焼き芋を食べます。残した皮は、後でウサギやヤギが食べます。
石焼きイモ出前講座
園に職員が出向いて石焼き芋の出前講座を行います。石焼きイモ釜だけの貸し出しもしています。
(注意する点)  実際の火を扱う場面が多いので、園児がやけどをしないように、近づかない・触らない・走らないの徹底をしてください。サツマイモは人数に応じて事前に準備してください。 
 
 シイタケのコマ打ち体験 
所要時間 30分から50分程度
体験可能人数 80名程度
準備するもの  特になし 
  生活体験学校が長年取り組んできたドングリの播種(種まき)・育苗・定植という一連の活動への部分参加です。20年前から育ててきたクヌギを伐採しホダ木にして、これにドリルで穴をあけシイタケ菌を打ち込む体験です。ホダ木の穿孔は見学のみ、コマ打ちは幼児が木槌を使って菌を打ち込みます。
活動内容
  原木に穴をあける場面を見学して、4人で1本の原木にコマ打ちをします。
コマ打ちをした原木は、園もしくは生活体験学校で保管します。椎茸は1年半後に収穫体験を行います。
 (注意する点)  原木で収穫できる期間は3年から4年になるので、収穫が済んだ原木は粉々にし、菜園がある場合は菜園に、樹木がある場合は樹木の根元にまきます。 
 
 ヒノキのそうめん流し体験 
所要時間 設置 30分  
活動 1時間から1時間30分
体験可能人数 5名から12名程度
準備するもの  ヒノキのそうめん流し台 ホース
 一般には孟宗竹で流し部分を作りますが、1年しか使えません。2年3年と使えるものをと流し板をヒノキで作りました。水やそうめんの流れ具合を確かめながら作りました。組み立て方によっては、直線にも直角にもできますので様々な楽しみ方ができます。
活動内容 
  場所に応じて、直線型・コの字型・L字型に設置することができます。設置したら水の勢いを確かめて、そうめんを流してみます。「お椀の中に入っているそうめんを食べてからでないと次のソーメンは取らない」というルールを伝えてください。
 (注意する点) 終わったら流し板をていねいに洗ってください。そうめんが付着したままにしているとカビが生える原因になります。特に流し板の部分は水を流しながらスポンジでていねいに洗うようにしてください。
 
 
その他の工夫した活動メニュー 

活動メニュー

工夫した点等

竹まきパン作り

 パン生地を油抜きした竹に巻き付けて焼きます。幼児は粘土工作のように生地を伸ばし、巻き付ける工程を体験します。レンガでかまどを作って火を燃やします。火をかざして行うパン焼きが楽しい様子です。学年によっては自分のパンを焼く工程も体験できます。

ヤギ・ウサギ移動展示

 軽トラックに積んで園まで運びます。最も多いのは、小学校1年生の生活科の授業で観察するための依頼です。エサは給食が自校式のところでは、野菜くずを貯めてもらい、餌としています。

里芋洗い体験

 里芋収穫とセットで行う活動です。かつては珍しくない作業でしたが、親芋から子芋を外し、水を張ったバケツに入れてイモ洗い棒を回して皮をむく作業です。3歳児ではリズムをつかむまで時間がかかりますが、覚えてしまえば十分な体験活動になっています。
 

 飯塚市庄内生活体験学校  (指定管理者 NPO法人体験教育研究会ドングリ)
 〒820-0111 福岡県飯塚市有安958-1