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飯塚市  庄内生活体験学校 
概 要

 事業目的

子どもたちに自炊による生活体験を中心に、農耕体験、動物の飼養体験、森づくり体験等を、集団で体験することを通じて、子どもの自立と自律を図ること

集団生活を通して、自分と他人の関係を正しく認識し、調整できる力を身につけ、子どもの独り立ちをめざし、「生きる力」を体得させること

体験合宿プログラムで目指す子ども像
・汚れることを厭わず(いとわず)働く
・困難に打ち克って疲れずの気がいをもって
・自明のことを厳しく教えられる
・他人との間で手を貸し、手を貸してもらえる
 
 事業内容 

体験合宿事業 (基本的生活技術の体得、農業体験、自然循環体験等) 年18回
幼児の野外生活体験活動支援事業  (自然体験、食育、石焼き芋体験、農業体験)  通年
助成金事業  (食育キッズ講座、木育)  通年
緑の少年団活動  (環境保全活動、植樹活動等)  通年 

 
  体験するプログラム
 1 通学体験
 2 自炊体験
 3 集団での日常生活体験
 4 堆肥づくり体験
 5 動物の飼養体験
 6 農耕体験
 7 ドングリの森作り体験
 8 ものづくり体験
 9 ボランティア活動体験

 研究論文・書籍 
 
日本生活体験学習学会誌 第13号 別刷
通学合宿の発見と発展
-人・施設・プログラム・拡充方策の相乗効果-
正平 辰男
平成25年1月25日発行:日本生活体験学習学会
 
日本生活体験学習学会誌 第15号 別刷
「通学合宿プログラム」誕生に至るプロセスの研究
-旧庄内町「通学キャンプ」の実践分析を中心に-
相戸 晴子
平成27年2月15日発行:日本生活体験学習学会
 

生活体験学習入門
子どもの生活を育てる -福岡県・庄内町のこころみ- 
横山正幸・猪山勝利・正平辰男 著
平成7年3月5日発行 北王路書房
 
 
 
生活体験学校の日々
子どもの生きる力を育てる -福岡県庄内町のこころみ-
庄内町福祉の里づくり推進協議会 編
平成10年4月26日発行 (株)プランニングエン
 
 
 
通学合宿・生活体験の勧め
お分かりですか?「子どもはやったことのないことは、できない」ということを
正平 辰男著 
平成17年11月1日発行 発行元:あいり出版
 
 
 
子どもの育ちと生活体験の輝き 
これまでの通学合宿 これからの通学合宿 

正平辰男・永田 誠・相戸晴子 著 
平成22年7月20日発行 発行元:あいり出版
 
 
 
 
 体験学校の歴史 
 
昭和54年 生活体験学校の原型「教育キャンプ場づくり」が議論され、計画策定
昭和55年 旧庄内町が243万円の予算措置し、地元ボランティアの協力を得て「青少年の森・教育キャンプ場」開設
昭和58年 小学生を対象とした長期通学キャンプ開始
昭和62年 生活体験学校建設懇話会「建設必要」答申が打ち出される。
旧庄内町が通学合宿宿泊専用施設・生活体験学校建設の方針決定。
県地域福祉振興基金が3年間の助成決定、毎年150万円
生活体験学校の敷地準備と管理棟(66㎡)の建設費670万円 予算措置。
ボランティアが手作りの厩舎(馬房・倉庫)を有限会社「本松通信」の協力を得て建設。旧庄内町福祉の里づくり推進協議会設立。
昭和63年 管理棟で「通学合宿」開始。生活棟、作業棟建設準備、予算措置完了。
本格的な通学合宿開始 
平成元年 生活棟・作業棟竣工。工事費約5,980万円。生活棟で通学合宿開始。
年間20回の通学合宿始まる。社会教育指導員4名(男3、女1) 
平成10年  大人の生活体験学校「生活文化交流センター」が竣工。工事費約5,079万円 
※平成12年より、庄内小学校の「総合的な学習の時間」のスタートに備えた1泊2日の宿泊体験活動が実施された。5年生の3学級が「総合的な学習の時間」の活動としてクラスごとに宿泊する。
平成16年には、庄内中学校1年生がクラスごとに1泊体験活動に取り組む。 
平成18年 飯塚市・穂波町・筑穂町・庄内町・頴田町の1市4町の合併に伴い、名称を「飯塚市立庄内生活体験学校」と変更
参加対象者を全市内へ拡大
新市全体の合宿モデル事業「チャレンジ合宿」開始 
平成21年 名称を「飯塚市庄内生活体験学校」と変更 
平成27年  4月 特定非営利活動法人体験教育研究会ドングリが飯塚市庄内生活体験学校の指定管理者となる。館長に正平辰男が就任。
通学合宿の対象者を庄内小学校4年生以上に限定し、2・3年生は市内の小学校と同様の生活体験合宿に参加することとした。また、従来の2泊3日のチャレンジ合宿を生活体験合宿と呼び名を変えるとともに、1日の事前研修と1泊2日の合宿に改めた(1泊3日)。
旧馬場を北の菜園と定め耕作開始。
子どもゆめ基金の助成事業「植物栽培・活用体験ドングリ」を実施。平成28、29年度も同じ助成事業として実施。
 6月 ステンレス製の風呂釜を設置、使用開始。堆肥小屋屋根のトタン張り替え。堆肥の発酵が回復する。
12月 南の菜園に野外農具置き場を新設。
平成28年  5月 「大屋根」(1306cm×800cm)完成。 
7月 幼児用テーブルと椅子を製作。クスノキの初めての枝降ろし。
原和也が九州大学社会教育主事講習(8月まで)を受講。カマドと消壺設置(大屋根の南端に)。
10月 「新屋根」(595cm×725cm)完成。炎天・雨天の活動可能に。
九電みらい財団の助成を受けて6回の子ども食堂開設。
12月 17年前に植えたクヌギを初めて伐採。自前の原木でホダギを作る。 
平成28年  1月 簡易石焼き釜を製作。
3月 ウサギ小屋の拡張と改修。
平成29年  4月 南の菜園に蛇口新設、ホース埋設。北の菜園にホース埋設。
北の菜園に「落ち葉囲い」2カ所作る。
5月 単年度助成事業、「集団生活入門講座」を実施(子どもゆめ基金)。クスノキ2回目の枝降ろし。
合宿が終わって2週間後、その後の家事参加状況をハガキで返信していただく取り組みを始める。
3年間継続中。
6月 私立保育園、私立幼稚園の園長会議で、今後、生活体験学校が幼児の野外における生活体験活動を支援する方針である事を表明。
大工小屋の小規模拡張、(160cm×270cm)。シイタケ栽培遮光設備完成(建柱して寒冷紗を張る)。
7月 生活文化交流センターのシャッター修理完了。
生活体験学校職員が共通説明資料を使って児童に説明を試行した。
飯塚市緑の少年団員16名が篠栗でのキャンプで体験発表をする。
8月 農楽堂まで直線20mの塩化ビニール管を埋設。ピザ窯建屋に板張り完成、725cm×372cm。農楽堂と命名。
10月 ピザ焼き体験会に愛宕幼稚園から14名が参加。
 11月 乗用耕運機のセカンダリーケースを取り換える、10万8千円。
ドラム缶を利用した石焼きイモ釜2基作る。愛宕幼稚園年中児87名がサツマイモ掘りに来る。
 12月 3歳未満の幼児対象事業「どんぐりコロコロ」を実施。年2回。
安藤健一氏(仁保在住)の許可を得て同氏所有のクヌギ8本伐採。
1月 コンクリート製の焼却炉を石焼きイモ釜に改造。
2月 愛宕幼稚園年中児87名がコマ打ち体験に来る。 生活棟正面入口引き戸にアルミレールを取り付け。
2~3月 生活文化交流センターの南北の棚、壁、ドアーを解体し、物品を整理し清掃した。全職員が5日間、総がかりの作業。 
3月 案内板の木枠と台座製作。
平成30年  4月 無農薬野菜講座6回をYS市庭コミュニティー財団の助成を得て実施。
(子どもゆめ基金への助成申請が不採用になる)案内板(横)3個所設置。縦看板を2カ所作り立てる。
6月 職員が合宿に参加した児童に係活動の内容を説明するための「共通説明資料」を作り使い始めた。 
9月 生活体験学校開設30周年、日本生活体験学習学会設立20周年を記念し、同学会と協力して発表会、研究大会を開催。
 11月 日野自動車グリーンファンド財団の助成を得てシイタケを栽培。
防災合宿(3回)に取り組む。平成31年度まで2年間、子どもゆめ基金の助成を得て。令和2年度は助成を受けずに実施する。車庫のトタン屋根に角材をわたして屋根のたわみを修正した。
12月 大工小屋の大幅な拡張終わる。広さ560cm×390cmを拡幅。生活棟他3棟の屋根防水改修工事が完了。
屋根がきれいに。飯塚市明星寺地区児童25名にピザと石焼きイモをプレゼント。 広報紙「どんぐり通信」を発行。
1月 原和也に防災士講習(2日間)を受けさせる。
2月 窯屋の築炉完成、消壺設置。壁に耐火ボードを打ち付けた。
畜舎に中二階を新設。専用階段及び電灯を取り付け。 
 3月 赤扉倉庫内の全ての物品を運び出して選別、整理した。
幼児の野外における生活体験を支援する活動が23日間、参加した幼児は1415名に達した。 
平成31・令和元年4月 「連休子ども食堂」3日間を実施。高校生ボランティア9名が参加して、飯塚市明星寺地区児童25名に食事を提供した。
5月 純真短期大学食物栄養学科2年生の食育キャンプ実施。1泊2日  
  9、10、11月の年4回。平成26年度開始、6年目。 
6月 事前研修の対象者を4~6年生に限定した。係決めの参考資料として家事参加の経験度を判定する簡単なシートの記入を始めた。サツマイモ苗の紅はるか1,000本、紅あずま200本を植え付け。
 8月 管理棟西のクスノキ2本を伐採。 
9月 大屋根の手洗い場新設。手洗い場の寸法、長尺260cm×44cm、足元からの高さ40cm、手洗い場の深さ13cm。蛇口6個(西向き5個、東向き1個)。次期5年間の生活体験学校指定管理者に選定される。
10月 ウサギ運搬用の箱を製作。 乗用耕運機の羽7枚取り換え。玄関に長靴置き場新設。
福岡県委託事業「1・2年生の通学合宿」2泊3日を実施。ニホンミツバチの巣箱3つ目作る。
 11月 純真短期大学食物栄養学科2年生の教職実践演習を実施。1月実施を含め年2回、栄養教諭課程履修生が参加。平成23年度開始、本年度で栄養教諭課程が終了、今年が最終回。                     
 12月 農楽堂からクリ畑まで給水管埋設。
1月 もみ殻置き場を南側に移設、改修して道具置き場とする。 
2月 作業棟の電気温水器を解体廃棄。村瀬和彦先生の講話「ニホンミツバチの飼養法とクリの栽培法」 
3月 クスノキの巨根を掘り上げる。みかん(2本)、キンカン(3本)植樹。
幼児の野外における生活体験を支援する活動が31日間、参加した幼児は1279名に達した。
園児の送迎バス借り上げ料の予算が初めて措置された。 
 飯塚市庄内生活体験学校  (指定管理者 NPO法人体験教育研究会ドングリ)
 〒820-0111 福岡県飯塚市有安958-1