令和元年度 事業案内
   飯塚市庄内生活体験学校では、「通学合宿」、「生活体験合宿」、「植物栽培活用体験ドングリ」、「ドングリの森づくりとシイタケ栽培」という7つの事業を行っています。
 体験合宿は、異年齢集団で「起きる・食べる・入浴する・寝る・活動する」ことを行い、集団行動や生活への興味関心を育む事業です。
 野菜作りや体験塾などの事業は、体験合宿で少し触れる体験活動を、より深く学ぶための事業です。専門家の先生を招いて、様々な知識を学びます。
 体験合宿の種類・募集方法合宿チラシ
 
(1) 通学合宿

庄内小学校の4年から6年生を対象に行っている体験合宿です。6泊7日の間、食事・洗濯・風呂など生活に必要なことを自分たちだけで行いながら、学校まで通学します。親の大変さ、みんなで協力することを学びます。
   
飯塚市内全小学校に募集チラシを配布した後、学校を経由して申込受付をします。
飯塚市立庄内小学校 4~6年生
4000円、米:10合持参
(保険代:800円、シーツ代:216円、切手代:236円 食材費 他)
    ①係活動を通して、「おかずの作り方」「ご飯の炊き方」「風呂掃除の仕方」「洗濯の仕方」「野菜の育て方」など家に帰っても活用できることを学びます。
②集団行動が苦手だったり、兄弟(姉妹)がいなかったりする子でも、異年齢で活動するので、みんなで協力してやり遂げること、年上・年下との関わり方を学ぶことができます。
   
(2) 生活体験合宿

飯塚市内小学校の2年生以上を対象に週末に実施する1泊3日の体験合宿です。
事前研修として合宿での心構えや係の仕事内容を研修をし、合宿(1泊2日)に参加します。事前研修で学んだ係の仕事を自分たちだけで行い、野菜の収穫やそうめん流し、ピザ焼きなどの季節に応じた体験活動を行います。
※1泊3日=事前研修(1日)+合宿(1泊2日)
   
飯塚市内全小学校に募集チラシを配布した後、学校を経由して申込受付をします。
飯塚市内全小学校 2年生以上 
2500円、米:3合持参
(保険代:800円、シーツ代:216円、切手代:236円 食材費 他)
    ①係活動を通して、「料理を作る」「風呂掃除をする」など今まで保護者がしてきたことを自分たちで実際にすることで、大変さや苦労を体験することができる。
②「生活」ということに興味関心を持ち、家事参加へのきっかけを作る。
その他の事業
(1) 幼児・児童のための
植物栽培・活用体験
野菜を収穫し、調理して、食べる。土に触れ、自然に触れ、虫に触れる。このような活動を幼児から体験してもらうためのプログラムです。天候にも左右されながら、自然の恵み(=野菜)について学びます。
飯塚市内の交流センター報にて募集します。
電話、又はメールで申込受付をします。
飯塚市内在住の幼児・小学生・保護者
200円(食材費)
     
(2)  子どものための
作って食べる無農薬野菜講座

日々、口にする食材はいかにして生産されているかを知り、自ら生産に参加した野菜を調理して食する体験は、次なる生産体験の参加意欲をかきたてます。参加回数が増えるにしたがって次の場面を想像しながら活動できるようになります。
飯塚市各交流センター報で募集します。
電話、又はメールで申込を受け付けます。
飯塚市内在住の幼児・小学生・保護者
  200円(食材費)
     
 (3) ドングリの森づくりと
シイタケ栽培〕
シイタケを栽培するための木は「クヌギ」です。そのクヌギをドングリから育て、苗を植え、クヌギを育てる。そして、その育ったクヌギを伐採し、シイタケの菌を打ち込み、シイタケを栽培し、朽ちた原木を土に還すという一連の流れを学習します。
飯塚市各交流センター報で募集します。
電話、又はメールで申込を受け付けます。
飯塚市内全小学校4年生以上
 (4) 防災合宿
【助成金:子どもゆめ基金】
子どもたちが自然災害や災害発生時の対応について理解を深めるとともに、人間関係形成能力、自己決定能力、情報活用能力を育むことを目的としています。
①カードゲームを活用した自然災害発生時対応についての学習
②電気・ガスが使えない時の炊事体験
③身近にある材料で生活する知識と技術の体得
など災害に対する想像力や減災に対する想像力を豊かにし、災害に対してもたくましく生きる力を身につけられるようにします。
施設の有効活用促進
通学合宿専用施設として設置された生活体験学校ですが、通学合宿、生活体験合宿などの主催事業と競合しない時間帯の有効活用を進めています。
 飯塚市庄内生活体験学校  (指定管理者 NPO法人体験教育研究会ドングリ)
 〒820-0111 福岡県飯塚市有安958-1