AED講習会
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平成22年7月23日(金)19時30分より 嘉穂高等学校二階会議室にて 嘉穂高等学校サッカー部保護者会定例会を開催しました 夏期強化合宿、夏休みの諸注意が 顧問の村下先生より 説明されました 選手激励会の準備も終え 保護者の井上さんより 熱中症対策とAEDの装着 取り扱い指導を懇切丁寧に受けました |
熱中症の病状は 手足の筋肉の痛み めまい 立ちくらみ 吐き気がしたり トンチンカンな言動がみられれば危険な状態です 汗をかかなくなり皮膚が赤く乾いてくると 命にかかわる 危険な状態です 直ちに119番通報の必要があります 熱中症の傷病者は 直ちに 涼しい風通しのよい場所に非難して 楽な体位にして 衣類を脱がせ 団扇や扇風機で風をあてます 氷嚢などが準備できれば 首 脇の下 太ももの付け根 などにあてると 冷却の助けになります 発汗によって脱水症状になっているので 塩分の 含まれたスポーツドリンクを飲ませると効果的です |
つい さっきまで元気にしていたのに
心臓や呼吸が止まってしまった・・・・・・・・・・・・・・
心臓や呼吸が止まった人の治療は まさに 1分1秒を争います
119番通報が早ければ早いほど 病院に到着するまでの間も
救急隊員による救急処置を より早く受けることができます
救急車が到着するまでには 全国平均で6分間以上かかります
救急車が来るまで何もしなかった場合と
居合わせた人が救命処置(心肺蘇生法とAEDの使用)を行った
場合とでは
命が助かる可能性や 一日も早く回復する可能性は
大きく違ってきます
心肺蘇生法とは 胸を強く圧迫したり 息を吹き込むことによって 止まってしまった心臓や呼吸の動きを助ける方法です 胸部圧迫を30回 連続して行った後に 人工呼吸を 2回行います この胸部圧迫と人工呼吸の組み合わせ(30:2のサイクル) を 救急隊に 引き継ぐまで 絶え間なく 続けます 心肺蘇生法を行っている途中で AEDが届いたら すぐにAEDを使う準備を始めます |
突然に心臓が止まるのは 心臓がブルブルと細かくふるえる 「心室細動」によって生じることが多く この場合には できるだけ早く心臓に電気ショックを与え 心臓の動きを取り戻す(これを除細動といいます)ことが とても重要です AEDは この電気ショックを行うための機械です コンピューターによって自動的に心室細動かどうかを調べて 電気ショックが必要かどうかを決定し 音声メッセージで 電気ショックを指示してくれますので 救急車が到着までの間 一般の人でも簡単に 確実に 操作することができます 心室細動になってから電気ショックを行うまでの時間が 1分遅れるごとに 生存退院のチャンスが 7〜10%ずつ 低下することが知られています |