ナパ・バレー


                   新大陸ワイン発祥の地、 
                 今や イタリア フランス スペインに継ぐ 世界4位のワイン生産国
                 アメリカ カリフォルニア・ワインを代表する産地 「ナパ・バレー」は
                 霧のサンフランシスコ湾に架かる 長さ3kmのゴールデンゲートブリッジから 北へ80km
                 テースティング列車のナパ鉄道に揺られながら 訪問できます

                 ふりそそぐ太陽 少ない降水量 ぶどうの生育に適した大地は
                 ゴールドラッシュで沸く西海岸に ハンガリーで農園経営に成功した アゴスン・ハラジー氏が
                 本家ヨーロッパのぶどうの苗を 300種類持ち込み 移住 最適の大地を発見したのです

                 1857年 彼の創業による ブエナ・ビスタ ワイナリーには岡をくり貫き造ったトンネル風の
                 ワインセラーには 当時 2万リットルのワインが貯蔵されていました
                 この ハラジー・セラーは加州歴史的建造物になっています

                 19世紀後半 欧州全土のぶどう畑はフィロキセラ(ぶどうの根を食いつぶす害虫被害)で
                 完廃、これを救ったのは ぶどうの根が太く フィロキセラを寄せ付けなかった
                 新大陸のぶどう木でした 全欧州に逆輸出された米産苗木に従来の欧州ぶどうの接ぎ木
                 をして 害虫被害を回避 現在に至っています

                 1966年 ナパ・バレーにロバート・モンダビィ・ワイナリーが創業以来
                 カリフォルニア・ワインは 本家を凌ぐ 質の時代を 迎えます

                 現在は 個性豊な 小規模高品質のワイナリーが犇めいています

            


                   
                                    霧のサンフランシスコ湾

                  
                   ロバート・モンダビィ・ワイナリー
                 左下のナパ街道から入り口 ワイン醸造所 瓶詰め工場 セラーがあります
                 ぶどう畑はNASAと共同研究、人工衛星撮影映像を解析して 水分、葉の茂りと
                 最高最適人口土壌管理(ハイ・テクノロジー)が行われています


                      
                    

                      
                          個性ある品質の高い ワイナリーが 街道に続きます

           
         ぶどう畑のど真ん中に霜取り用の大扇風機が見えます       大きな木樽は 圧巻です

               
                          ゲストハウスの中庭は広く、芝生が綺麗でした

                   
                           サンフランシスコ市内の酒屋さんです
            ジンやスピリッツが棚に並び 奥の棚にガロン瓶の地元のカリフォルニア・ワインがありました