校長日記34 |
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令和2年3月でNPOドングリが生活体験学校の指定管理者に指定された一期五年が終わる。続けて生活体験学校の管理運営に当たるためには、本年度内に次期五年間の指定管理者として申請し指定を受けなければならない。私としては次の五年間も指定管理者として手をあげてやってみたい仕事はたくさんある。一年前から次の指定管理申請にどう対処するかを考えつづけてきた。五年前に初めて指定管理申請に取り組んだ時のことは、記憶に残っていることは当然ある。二期目の申請について、その経過の節目のことは書き残しておきたいと思って整理してみた。 二期目は生活体験学校では最初の入り口の違いがあった。一期目は指定管理者を公募するところから始まった。今回二期目は非公募だった。前回は市報平成26年4月号に「指定管理者募集」の記事が載った。今回、非公募にした理由は「指定管理者制度の運用に関するガイドライン」(平成28年3月飯塚市策定、平成29年4月改訂)7ページにある「公募および非公募の決定」の(1)に該当するからとされた。 すなわち、法人と施設の関係が密接不可分にある場合、又は団体の役割と施設の設置目的・機能が一致する場合など、その団体が管理運営を行うことにより、安定的・効果的な施設運営が期待できる場合にあたるというのである。つまり、過去4年間の管理運営が一定の評価を得たとも言えるのである。その評価の一部には、平成29年度途中から着手した幼児を対象とした体験学習プログラムの実施も含まれている。その先は、選定委員会の審議を経ること、そのうえで飯塚市議会の承認を得ることだった。 生活体験学校では1年前の10月15日(月)に職員の谷、原、正平の3人で申請書の作り方について協議した。年明けの1月5日(土)には、事業計画部分について旧申請書を大幅に加筆修正して議論した。この外にも折りにふれ機会あるごとに短い協議を重ねて共通理解を図った。5月23日(木)には教育委員会生涯学習課と申請日程の確認をした。申請書提出が目前に迫っていることから以下のような事務作業をした。
もう一点は、早くから気になっていたのが申請書自体の印刷をどこでするかという問題である。書き上げてみると全体で59頁に及んでいた申請書を15部印刷した。これは原君が博多駅にあるキンコーズに3回も足を運んで印刷してくれたので間に合った。話に聞いていた程度にしか知らなかったキンコーズだが、名刺の印刷からいろんなサイズのコピー、そして製本までやるという会社である。データさえ持っていけば何部でも印刷してくれる。一部でもOKというから今回のような正式な申請書が完成するまで何度も少数部数印刷できるというのは実に重宝である。 申請書を提出したその後は選定委員会の審査を受ける、その日程は次の通りであった。
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(飯塚市庄内生活体験学校々長、2020(令和2)年1月19日) |