校長日記16   
 5月のメインイベントはクスノキの枝下し
 5月はピザ窯を利用したイベントが2つ。一つは、「子どもの日」自由参加のピザ焼き交流会ともう一つは、庄内子育て支援センターのピザ焼きだった。施設管理の仕事が二つ、一つは交流センター2階の既設の棚を下ろし、生活棟に靴置き棚として移設した。二つ目はクスノキの枝下ろしと1本の伐採で、大仕事だった。新たな子どもゆめ基金の助成活動として始まった集団生活体験入門講座は、合宿活動に参加する子どもには事前の学習となる。管理栄養士の川上延子先生、ヤギを20頭近く飼養している清野重秋氏を講師にお招きした。この週は土曜日・日曜日と並行プログラムが連続したので職員も私も疲れた。
 
 
 
 
 
 <クスノキの巨根を掘る作業>
平成29年5月1日(月)晴。ブロッコリーは花芽が出てきつつある。
5月5日(金) 晴、暑いくらいの好天気。原、河中、正平の三人勤務。「子どもの日」・・自由参加のピザ焼き交流会。子ども4家族、14名、保護者4名。合わせて18名。10:30には10人あまりの子どもが盛んに粉をこね始めている。畑を見るとホウレン草が急に大きくなっている。玉ネギの丸焼き、ピザのトッピングは野菜とベーコン、最後に七輪に火を起こしてマシュマロを焼いた。チョコパンとウインナーパンをオーブンで焼いた。ウインナーパンはピリ辛で美味しかった。小松菜とブロッコリーは花が咲き始めたので収穫してお持ち帰り。楽しい子どもの日イベントができた。
5月8日(月)晴のち曇り。 全員出勤。ヒラタケの菌塗り、大庭君が玉切りを終始ガンバッタ。玉切り、菌塗り、据え付けも量が多くて大変だった。福間さんが写真撮影。午後、レタス苗の定植。津山さんが「津山日記」に日本生命より耕運機寄贈の年月日を発見した。
平成8年7月4日贈呈式とあった。随分長いこと使った耕運機ではあるが、こうして日付を確かめてみると改めて実に古い機械であることが分かった。
5月11日(木)晴。 交流センター2階の陶芸用乾燥棚を解体して下ろし、生活棟の玄関に靴置き棚として移設した。
5月13日(土)晴。 交流センター2階北側部分の清掃。滑車とロープを使って机、パイプ椅子40脚、ビロード張椅子2脚、工作台など結構な重量のものを下した。ステンレス風呂釜の水抜き清掃(洗濯機用のポンプを使う)及びホースが痛んでいたので新しいホースを購入して取り換えた。
5月14日(日)晴。つばさ学園約40名が恒例の焼肉会のため来訪。高志も出てきて手伝った。大屋根、新屋根が完成して以後、40名規模の初めての団体利用であった。
5月15日(月)晴。 ミーティングで@ウインチの件、A側溝の草刈りの件を話し合った。バスケットゴールポスト(南側)を取り外した。カボチャを植える予定の南側2畝を河中さんがレンゲソウをすき込んで終わらせてくれた。石灰をまいた。午後は、ピザ窯の裏に野菜の貯蔵庫を全員で作り続けた。
5月17日(水)晴。 庄内子育て支援センター49人がピザ焼きに取り組んだ。参加者数、総計49名、内訳は子ども20、大人22、スタッフ7名。
5月19日(金)晴。 河中さん、カボチャ植えの準備、祝原さん、南法面の階段作り。私は、実践交流会実行委員会に出席、社教センターに泊まる。
5月20日(土)晴。子どもゆめ基金助成活動「幼児と児童のための野菜作り」。玉ねぎ5畝を収穫して一人30個位をお持ち帰りにした。エンドウ豆を1畝(大きなザルに一杯分)収穫して、豆ごはんを炊いた。子どもは喜んだ。苗の植え付けは、オクラ、ナス、ミックスレタスの補植をした。
5月21日(日)晴、暑い。 集団生活体験入門講座の初日。川上先生とヤギ飼養の清野さん、同行の水辺館生山さんに来ていただいて、これまでとは一味違う講座開設ができた。清野さんの直方市自然公園作りの取り組みは規模も内容もかなりのものらしい。一度拝見したい。粉砕機を貸してもよいという有難い話を聞いた。
5月22日(月)晴、暑い。 本年度初めての登校。見守りのため大庭君が同行。畑の水やり、漏水のメンテナンスは祝原さんが完璧にしてくれていた。菰田のハナノ種苗店に苗購入に行く。ナス、キュウリ、ゴボウの種。 
5月23日(火)晴、暑い。 
津山さんに南法面最下段の草刈りと階段作りをしてもらった。15:00ころ(有)本松通信の重機2台と社員5名がきてクスノキの枝下ろしと1本の伐採にかかった。クスノキ1本伐採してもらっただけで随分明るくなった。とにかく社員がよく動く、働く。
5月25日(木)晴、少し曇り。 南側のり面の上部の階段を作った。これで上から下まで階段が出来上がった。下段のヤナギ植栽予定地の草刈りをした。
5月26日(金)晴、少し曇り。朝のミーティングをしている時間に本松通信の社長以下5名が再び枝下しに取りかかった。最後は社長がみずからチェーソーを駆使して奮闘。西側の大量の枝を下してもらった。加えて側溝に落ち込んだ巨木を切って上げてもらった。さらに、建柱車を使って巨根起こしの半分以上をやってもらった。新品のハンディタイプのチェーンソーが大いに役立った。5月27日(土)晴。 通学合宿最終日、食育キャンプ第一日目。主な作業は玉ねぎの収穫、根を包丁で切って西向きに並べて乾燥させ、夕方、大屋根の下に運び込んだ。翌日、朝の作業でプラスチックの箱5つに収納した。サツマイモ50本を植えた。昼、キュウリとレタスを収穫してサラダを作ったが、美味しかった。
5月28日(日)晴。 生活体験塾の豆腐作りと食育キャンプ第二日目。豆腐作りの講師が二名だったので、短大生5名に応援に入ってもらって大変助かった。短大生に初めて石焼き芋をさせてみた。前日、セット1基をピザ窯建屋まで移動してもらっていたので、やりやすくて助かった。豆腐は大変美味しかった。体験塾の子どももキュウリを収穫して食べた。ジャガイモが小さかったほかは、野菜の出来がよかった。
5月29日(月)、30日(火)、晴。朝、畑の水やりに50分程度かかった。
里芋の草取りをした。ちょっと見た目には少しの雑草のようだけど取りはじめてみると結構な草取りになった。取った雑草はウサギの餌に与えた。
5月31日(水)曇り後晴。 大屋根の下の玉ねぎの葉を落としてカゴに収納した。
(飯塚市庄内生活体験学校々長、平成29年 6月5日)