サツマイモの畑が、去年とは違います(令和4年4月25日)
 今年もサツマイモの苗を植えるシーズンがきました。今年のイモ畑は例年とは違います。5月1日(日)に北の菜園全面にサツマイモの苗1000本を植え付けます。二番苗を含めて全部で1600本を植える予定ですが、その半分は保育園、幼稚園、こども園の幼児の体験活動に提供します。4月30日に鹿児島県開聞町からバイオ苗が届くように手配してあります。畑には、既にマルチを張り終えて、立てる園名札の準備も終わりました。畝と畝の間の溝は、2本に1本の割合で2倍に広げました。そのため、全区画とも畝2本を減らす結果になりました。減らした分だけ、収穫量は減りますが、園児の活動の自由は増大します。さらに、畑の全面に給水できる給水管を埋設しました。職員には大汗をかかせた大変な仕事でした。給水管埋設は、4月22日に河中、祝原、谷、高志の4人が行いました。16mmパイプ15本(1本4m)を用意して、56mを埋め込みました。経費は@537円×15本=8055円。蛇口(Y80J)が4個で@1560×4=6240円でした。資材費用の総額は、17,694円でした。ホームセンターなどで買えばもっと高い値段になっていたでしょう。これで、畑の全面に長いホースを曳きずり回して給水をする、そんな例年のような苦労は、しなくても済むようになりました。        

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ニホンミツバチの分蜂が始まりました (令和4年4月7日)
 令和4年4月6日(水)、巣箱2つにニホンミツバチが入りました。この日は週1回の休館日で出勤の必要はなかったのですが、ミツバチが動いているのではないかという期待もあって生活体験学校に来てみました。来てみると、弟の高志と河中さんの姿がありました。案の定、河中さんの話では桜の巣箱と北の菜園の東法面の巣箱にニホンミツバチが入っているのを確認したというのです。東の巣箱ではニホンミツバチが盛んに花粉を運んでいる様子で、どうやら巣箱に入ったのは昨日今日ではなさそうだということになりました。だとすれば、前の週の火曜日、3月29日(火)、堆肥小屋の巣箱で分蜂を疑われるような蜂球が見られたものの再び巣箱に戻ったらしいという話がありましたが、実はこの時既に東の巣箱に移り住んだのではないかという推測に落ち着きました。もう一つの桜の巣箱は、同じ29日(火)にキンリョウヘンの鉢を巣門に据えた時からニホンミツバチが飛び交っていたので、その日か翌日には巣箱に入っていたのだろうという推測になりました。キンリョウヘンの鉢を置いて一週間そこそこで女王バチが入ってくれたという幸先の良いスタートです。


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園児たちがシイタケのコマ打ちに挑戦 (令和4年3月22日)
 令和4年3月18日、飯塚らいむ保育園の園児たち27名がシイタケのコマ打ちをしました。この事業は、福岡県森林づくり活動公募事業に応募し、助成金を得て実施したものです。あいにくの雨でしたが、園児たちは貸切バスに乗って元気いっぱいで生活体験学校に来ました。2班に分かれて活動しました。メインはホダギの穿孔した穴にシイタケのコマを埋め込み、木づちで打ち込む作業でした。大屋根の下でシイタケが生えたホダギを見学して、コマ打ちした後のシイタケ栽培のイメージをふくらませました。その後は、干しシイタケを擬人化した物語の絵本の読み聞かせを楽しみました。園児たちは生活体験学校で取り組んでいるクヌギの育苗や成木の伐採の話を聞いて、クヌギの木に対する関心を少しは抱いたようでした。

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古いテントを処分した (令和4年3月22日)
長い年月放置されてきた物を片づける作業は労力がいるものです。その典型的な物が紙でした。もう一つ片づけられずに、そのままになっていたのが野営のテントです。30年以上前の物もあるのですから、このうえなく古いのです。3月1日(火)、雨時々曇り、赤扉の倉庫内に積みあげられていたテントを、職員が二人がかりで燃えるゴミ袋に詰め込んで、ゴミ燃料化センターに持ち込みました。しかし、そのままでは受け取ってもらえませんでした。3月2日、持って帰ったテントを、軽トラックから新屋根の地面に降ろしました。3月5日(土)、詰め込んだテントをゴミ袋から、また引きずり出して一カ所に集めました。3月7日(月)曇り、風が冷たい。河中さんがテント付属のヒモを使って縛りあげました。数えたら31個ありました。さて、取りかかってから7日経ちましたが、この先どうやって処分するかが問題です。

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20~30年前の文書を処分しました (令和4年3月7日)
 生活文化交流センターの2階(ちょうど事務室の上にあたる所)には、生活体験学校開設以来の古い文書が山ほどあります。2月19日(土)は雨。2階から古い文書18ケース分を1階に降ろしました。1つのケースだけでも、一人では抱えきれないほどの重さです。ケースの前と後ろに紐をくくり付けて鉄製の階段を滑らせながら二人がかりで曳いたり押したりしながら降ろしました。降ろした文書の仕分けも大変でした。パンチファイルの金具は取り外して、燃えないゴミとして分けました。2月20日(日)曇り、寒気が厳しい一日でした。昨日の続きで古い文書を2階から降ろして分別しました。午前中いっぱいかかりました。2月21日 古い文書の片づけは終わりませんでした。2月24日(木)、古い文書を燃えるゴミ袋に追加して入れ込みました。嘉麻市岩崎のゴミ燃料化センターに搬入して処分しました。燃えるゴミ袋の大型で28個ありました。ゴミ燃料化センターの場所が分からず、以前、一度来たことはあったのですが随分前のことで、祝原政弘さんと正平辰男の二人はセンターを探し回わりました。11:30頃に終わりました。取りかかってから6日目に終わった作業でしたが、作業としてはかなり骨の折れる仕事でした。

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ニホンミツバチの巣箱を洞(うろ)に据える (令和4年2月26日)
 1月29日(土)たい肥小屋のそばのクスノキの洞(うろ)に巣箱を据える作業をしました。生活体験学校のクスノキは長い間枝降ろしをしていません。枝は伸びて畑に日陰を作り、根は畑に向かって伸びてきます。くだんのクスノキは上部を切り落とされて周りは1mを超える胴体だけになっています。そのまま切り倒してしまおうという見立てもありましたが、根元の空洞は人一人入れる広さがあります。職員の河中さんと高志さんの提案で洞(うろ)の入り口を切り開いて巣箱を据えることにしました。実際に巣箱を据えてみると、なかなか具合が良さそうです。ニホンミツバチにとって本当に具合が良いかどうかは、3月、4月になって分蜂が始まってみれば分かります。具合が良ければ入ってくれるし、悪ければ入ってもらえません。人間とハチの思いは同じではありません。果たしてうまくいくでしょうか、どうでしょうか?

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サツマイモの保管は難しい(令和4年1月25日)
 1月15日(土)、純真短期大学の学生による最後の食育キャンプが行われました。学生2名がイモ焼き当番になって、石焼き芋を作りました。学生に提供したイモは小ぶりのものでしたが、味の方は好評でした。ところが、職員に提供した分、こちらは傷んでいて食べられないイモがありました。サツマイモが腐る原因の一つは低温障害で、温度が5℃以下になると傷むと言われています。1月20日(木)、職員4名が残っているイモ全部を点検して収納しなおしました。刷毛を使ってイモの土を払い落とし、一個ずつ新聞紙で包みます。そのまま、段ボール箱(サイズ80)に入れました。それを事務室の給湯室のキャビネットに収納しました。事務室の給湯室なら、5℃以下に冷え込むことはないだろうという見立てです。収穫時期も保存に影響するらしくて、遅くとも12月上旬には収穫を終えることが必要です。万事人間の都合ばかりを優先すると、まずいことが起こるという例でした。

 
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玉ねぎ苗の植えつけ(令和4年1月7日)
 最初に玉ねぎ苗を植えたのは、昨年11月28日(日)、純真短期大学の食育キャンプの体験活動でした。この日は、純真の男子学生7名だけを一つに集めてあり、400本以上を植えました。苗の残りを次の日曜日12月5日の生活塾20班の児童が植えて、全部で800本の苗をキウイの畑に植えました。1月6日(木)、3カ所でタマネギ苗を植えました。南の菜園に2畝で800本植えて、飯塚東保育園の菜園に280本、飯塚らいむ保育園の菜園に200本植えました。6日だけで約1300本植えたことになります。生活体験学校に植えたタマネギの合計が1600本、2つの保育園に約500本、合わせて約2100本を植えたことでした。

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ナメタケを収穫しました(令和3年12月28日) 
 12月7日(火)、河中さんがナメタケを収穫して交流センターに持ってきた。少し大き目のボールにいっぱいの量で、形もそろっていて上物である。味噌汁に入れたら美味しいだろうと職員の話題になった。収穫した場所は、シイタケ畑の北の端、堆肥小屋との間である。日誌を繰ってみたら、令和2年3月1日と2日に記事があった。1日は、津山さんと正平高志の2人勤務、ナメタケのコマ打ち、シイタケの続きに25本埋設とある。2日は原、谷、河中、瀧石の4人勤務。ナメタケのコマ打ちの改善、ホダギを起こして不織布を張ってホダギを乗せ換えるとあった。ナメタケは桜の木に菌を打つ。前回のコマ打ちでは土にそのまま埋め込んだ桜木にコマ打ちをしたために、ナメタケが土にまみれて収穫しづらかった。そこで、野菜作りに使う不織布を地面に敷き込んで桜木を乗せ、コマ打ちをしたというのである。その効果があってナメタケが土にまみれず、きれいに収穫できた次第である。季節は冬である。 

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落ち葉集めとタマネギ苗の定植(令和3年12月14日)
 11月28日(日)、純真短期大学の学生による食育キャンプが行われました。この日、学生7名が鳥羽公園にクヌギの落ち葉拾いに行きました。落葉は幼児の落ち葉プールの遊びに使うためのもので、枝などを取り除いて「ふご」に集めました。幼児が落ち葉を放り投げて遊ぶ時に枝などが顔や目に当たるのを防ぐためです。最後は大きなコンテナバッグに詰め込みました。幼児が狂喜して喜ぶ落ち葉プールですが、事前の落ち葉集めは欠かせない作業です。午後は、タマネギ苗800本を用意して500本余りを定植しました。来年5月にはタマネギを収穫します。

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イモ畑の圃場整理を始めました(令和3年11月5日)
 一般には圃場整備(ほじょうせいび)と呼ばれていますが、生活体験学校の場合はささやかな事業ですから圃場整理としておきます。(通常、圃場整備では耕地区画の整備や農道の整備などが実施されます。)生活体験学校のイモ畑には、南北に1本、東西に3本の通路を設けています。通路で区切られているのは8区画ですが、区画ごとに畝の長さが違っていて、いちいち数えなければイモの本数が把握できません。畝の長さを約10mに揃えます。畝の数も幼児が動き易いように減らします。そのためには土を動かさなければいけません。土を運ぶ作業は力を要する仕事です。職員の汗がたくさん流れ出ます。

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 石焼きイモの釜を積んで走る軽トラック(令和3年11月2日)
 11月2日、あさひ保育園での石焼きイモ作りが今年最初の出前です。石焼きイモは、生活体験学校で焼く場合とイモ釜を園まで運んで園庭で焼く場合の二通りあります。送迎バスを持っていない園は、石焼きイモの出前を頼むことになります。生活体験学校のイモ釜はドラム缶を改造して作った手作りです。ドラム缶は使用済みのものは安く手に入りますが、イモそのものを入れる部分には油の臭いが残っているので使えません。イモを入れる部分には新品のドラム缶を使います。新品は値段が張ります。ドラム缶はサンダーで切って焚き口を作ったり、穴を空けて煙突を取り付けたりとさまざまな加工をします。ドラム缶に短い煙突のついた石焼きイモ釜を3台積んで走る軽トラックを見かけたら、生活体験学校の石焼きイモの出前事業だなと思ってください。

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少なかった参加者、多かったプログラム~保育者体験講座(令和3年10月25日) 
  本年度2回目の保育者体験講座が10月10日(日)に行われました。この日は、園の運動会の影響があって予定した参加者も少なかったのですが、直前の欠席者が出たりして結局保育士3名、児童1名という少ない参加者になりました。研究者の方は3名そろってご参加いただきました。参加者こそ少なかったのですが、体験活動のメニュ-は盛たくさんでした。収穫体験はサツマイモ掘りに加えて里芋も収穫しました。里芋は子イモを外してバケツに入れ水を加えてイモ洗い棒を使って皮をむく体験をしました。サツマイモ掘りは10日ほど前に掘っておいたイモを石焼きイモにして食べました。その後は、たい肥小屋のそばの巣箱からニホンミツバチの蜜を取る採蜜を体験しました。滅多に体験できないハチ蜜を絞る体験に参加者は大喜びでした。絞りながら舐めてみたハチミツの甘さに二度びっくりでした。閉講式の後も、落花生を2株掘って鈴なりの実をちぎっては大騒ぎしました。話題のつきない一日でした。 

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キウイ54個を収穫しました。(令和3年10月8日)
 10月6日、キウイ54個を収穫しました。初めての収穫です。キウイは雌雄異株で植える時はセットで植えます。この苗は植えた後、樹勢が弱くて収穫にはほど遠い状態でしたが、重機で1mほど穿孔してもらって堆肥と肥料を投入し植え直したところメキメキ大きくなりました。去年、初めてピンポン玉くらいの実が5個程度つきました。今年はたくさんの実がつきましたので、5月22日、70個ほど摘果しました。摘果の仕方を知らない正平がしたことですから、それが良かったかどうかはわかりません。何回か給水をし、追肥、草刈りもしての収穫でした。実を箱に詰めリンゴを入れて成熟を待ちます。子どもたちの試食は少し先のことになります。 

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サツマイモ一畝分試しに掘ったら、104個でした(令和3年9月28日)
 いよいよサツマイモ掘りのシーズンがやってきました。10月3日(日)は生活塾15班の児童がやってきます。10月12日(火)は、あさひ保育園(飯塚市川島)の年長児26名が芋掘りにきます。その後は、私立・公立の保育園、幼稚園、こども園が続々と芋掘りにきます。自園でサツマイモ栽培ができている施設も石焼きイモ作りにきたり、石焼きイモの出前を頼んでくる施設もあります。9月24日(金)、シーズン到来に備えて一畝分を試しに掘ってみました。10mの畝には苗30本を植えてあります。一畝分試しに掘ったところ大小合わせて104個の収穫でした。他の畝は、この畝より多く入っているのか、そうではないのか、気になるところです。本番の芋掘りはもうすぐです。 

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植えたクリの木に実がなりました(令和3年9月15日)去年、クリの苗木10本を敷地南の法面に植えました。令和2年1月26日のことでした。令和元年10月、法面の草刈りを始めたのが最初のクリ畑造りの作業でした。1m眞四角の穴を膝が隠れるほどの深さまで掘って、堆肥と肥料を投入し苗木を植えました。村瀬和彦先生のご指導にしたがって、苗木は田主丸町の栗木貴宏さんから買いました。今年の1月も更に10本の苗木を買って植えました。9月19日、職員の河中さんが初めに植えたクリの10本目に当たる晩生の利平から10個あまりの実を拾ってきました。植えてから1年8カ月しか経っていないのに大きな実をつけたのです。その大きさに職員一同、驚きました。わずか1本の苗木が実をつけただけですが、来年はどんな大きさのクリが実をむすぶだろうと今から楽しみです。

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サツマイモの試し掘りをしました(令和3年9月9日)
 サツマイモの苗は、今年の5月1日に840本植えました。6月2日と5日に合わせて二番苗550本を植えました。これ以外にも300本余りを植えたので、しめて1700本を植えたことでした。ほとんどは、鹿児島県指宿市から取り寄せた紅はるか(バイオ)でした。この苗は、去年初めて300本植えたのですが、その結果が収穫量も多く味も良かったので、今年は全て鹿児島育ちの紅はるかにしました。去年の植え付けは早いもので6月16日でしたから、1カ月半早い植え付けでした。9月7日、2株を試し掘りしてみました。植え付けから4カ月と7日ですから、これからまだまだ大きくなるサツマイモですが、写真のように結構な実入りでした。この分なら豊作を期待できそうです。あとは、イノシシの襲撃に会わないように祈るばかりです。

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クリの実が落ち始めました(令和3年8月21日)
 大工小屋の裏に2本のクリが植えてあります。植えてから10年以上は経ちます。一度は切り倒されたクリの木ですが、横から芽を出して枝になって、今では、たくさんの実をつけます。今年は長雨豪雨の影響もあってか、クリの実がたくさん落ちてきました。8月21日に集めた分だけで、ざっと数えて570個くらいありました。しばらくはクリの収穫が楽しみです。今年、去年と2年続けて敷地の南端斜面に合計20本のクリ苗を植えました。早生の丹沢と晩生の利平、銀寄の3種類です。クリは自家不和合性といって、自分と同じ品種では実をつけにくい性質があります。去年植えたクリには数こそ少ないものの既に実がついています。幼児がクリ拾いできるのも、そう遠い先のことではないというクリ畑になってきました。お楽しみに。 

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搾乳して親のヤギが元気になりました(令和3年8月16日)
 8月5日、ヤギのお産が始まりました。5日に1頭、6日に2頭目が産まれましたが、2頭目は死産でした。1頭目は白毛のメスで勢いよく乳を飲み始めました。ところが、右の乳房にばかり取りついて左の乳房にはいきません。1日2日と経つうちに左の乳房は、はちきれんばかりに膨張して危ない感じになってきました。職員の正平高志さんが若いころ勤めていた農業高校での記憶をたどりながら親ヤギの搾乳を試みました。ベビーサークルを改造した木枠に、親ヤギを拉致してゆっくりと搾乳していきます。ついに、午前中に120cc、午後に250ccの搾乳に成功しました。左右の乳房は大差ないまでになりました。親ヤギの元気も回復したかに見えて職員一同胸をなでおろしたことでした。何十年も前の記憶が役に立ったヤギの搾乳でした。 

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真夏のシイタケ畑(令和3年8月12日)
 真夏のシイタケ畑に横積みして、仮伏せしたホダギ48本があります。このホダギは、昨年(令和2)12月21日に生活体験学校敷地南側法面に植えたクヌギを伐採して玉切りしたものです。伐採したまま、その場で乾燥させていたのですが、2月20日、生活文化交流センターに運んでコマ打ちしました。梅雨明けには本伏せしないといけなかったのですが、少し遅れて8月1日職員作業でホダギを移し替えました。本伏せとは、シイタケの菌糸を原木に蔓延させるために原木を立てることをいいます。この作業で古くなって朽ちたホダギをリヤカー4台分撤去しました。この朽ちたホダギにカブトムシが集まります。子どもの関心の的でもあります。

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クリ畑の作業道を広げてもらいました(令和3年8月9日)
 生活体験学校のクリ畑には去年1月に植えたクリの木が9本あります。その下(下段)には今年の1月に植えたクリの木が10本あります。クリの苗木には肥料よりも水やりが大切と言われています。特に1年目は手を抜いてはいけません。7月24日(土)九州大学社会教育主事講習の受講生14名が、社会教育実践演習の一環としてクリ畑の作業道を広げる作業をしてくれました。肥料を入れたり水をやったりする作業には足元が大切です。ツルツル滑る斜面の作業よりも50mの水平道が東西に走っていると仕事もはかどります。毎年、九州大学社会教育主事講習の受講生のみなさんには助けてもらっています。

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ニホンミツバチの採蜜2回(令和3年7月30日) 
 7月18日、クリの巣箱を開いてみたらハチに逃げられていました。やむなく、蜂のいない巣箱の1段目を取り出したところ、残された蜜の量が4.2㎏ありました。7月24日、食育キッズ(野菜作り)のプログラムとしてサクラの巣箱の一段目の箱を開いたところ、蜂蜜の量が5.7㎏ありました。クリの巣箱は、クリの木の根元に置いた巣箱のことで、サクラの巣箱は去年から2回採蜜した一番古い巣箱のことです。クリの巣箱はハチの出入りが急になくなったので、様子を見ようと開いたものでした。ハチが逃げ出した理由は、今のところ分かりません。サクラの巣箱は、そろそろ蜜が溜まったころだろうと予測して開いた予定の採蜜でした。

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サツマイモ苗の定植が終わりました(令和3年7月20日) 
 生活体験学校の北の菜園は全面サツマイモの苗でいっぱいになりました。今年は植え付けの仕方を変えて、全面サツマイモを植えました。苗は紅はるか(バイオ)がほとんどです。生産地は鹿児島県指宿市開聞十町のまつざわ農園です。職員の矢野さんが取り寄せてくれました。利用者の持ち込み苗が2種類、約100本程度ありましたが、指宿市からの苗が約1000本、この苗から採取した二番苗が約700本です。全部で1800本の苗に園名を書いた札がずらりと立っています。あなたの園の名札も立っているはずです。電話のお問い合わせはご遠慮ください。 
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子ヤギが2頭やってきた(令和3年7月12日)
 今、生活体験学校に居るオスのヤギは、直方市の清野さんにお借りしていたものです。間もなく、生活体験学校のメスのヤギに子ヤギが産まれます。6月30日、清野さんがオスのヤギを引き取りに来てくれました。メスのヤギ一頭だけになると、生活体験学校はさみしくなるので、赤ちゃんヤギが産まれるまで貸してあげようと子ヤギ2頭を軽トラックに積んで連れてきてくれました。今年3月に生まれたばかりの子ヤギです。一頭はメスで、体全体が黒っぽい毛ですが、特に首と顔全体が黒い毛におおわれています。もう一頭はオスで頭から首すじにかけて茶色の毛が走っています。かわいい子ヤギたちです。 

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5つの団体がジャガイモを掘った(令和3年6月28日) 
 宣言明けを待っていた子どもたちがジャガイモ掘りにやってきた。6月22日に、おひさま。6月24日に、庄内保育園。6月26日に、食育キッズ。6月27日に、生活塾3班と保育者体験講座。4日間に5つの団体がジャガイモ掘りをしたのは今年が初めてだった。一番多く掘ったのは、庄内保育園だった。コロナがなければもう少し早くジャガイモ掘りができたのだが、20日までは施設利用がコロナの感染防止のためできなかった。収穫量は職員が予想した量より多かった。子どもたちが喜んだのは言うまでもない。

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フェンスにぶらさがった巨大カボチャ(令和3年6月14日)  
 南の菜園の南端にあるフエンスに職員の河中さんがカボチャのツルを這わせました。この場所は、落ち葉囲いと呼んで野菜の収穫後の土や根や枯れ草を積み上げてきた所です。土をふるって畑に返したり、十分に枯れた枝や草は取り出して燃やします。囲いを解いて何年分かの養分タップリの土をならしてカボチャの苗を植えたのですから、巨大カボチャがフェンスにぶら下がったというわけです。目盛りをあてがったら18センチもありました。

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保育園でミツバチを取りました (令和3年6月7日)
 21日(金)の昼前、飯塚市仁保の愛の光保育園の佐藤園長から園庭の桜の木に分蜂したニホンミツバチが群がっているという報せがはいりました。職員の河中さんと矢野さんの二人が支度をして捕獲に向かいました。大きなビニール袋に蜂の大部分を取り込みました。生活体験学校に持って返って、堆肥小屋の陰に置いてあった空きの巣箱に移し込みました。正平高志さんも応援にかけつけて、今年3つ目の巣箱にニホンミツバチを確保しました。巣箱は合計4つになりました。果たして今年の採蜜はうまくいくでしょうか?

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分蜂したニホンミツバチ (令和3年5月31日)
 ひとつの巣に新しい女王蜂が生まれると、古い女王蜂は約半分の働き蜂を連れて引越しを始めると言われています。これを分蜂(ぶんぽう)と言います。生活体験学校の「桜の巣箱」では、5月9日と13日の二度分蜂しました。分蜂の群れを捕獲できればハチ蜜を取る量が増えるのですが、二つとも取り逃がしました。三度、四度と分蜂することもありますので、次の分蜂は捕獲したいものです。

サツマイモの苗800本を植えました(令和3年5月24日)
 5月1日、生活体験学校の北の菜園にサツマイモの苗800本を植えました。一度に800本のイモ苗を植えたのは初めてのことでした。苗は紅はるか(バイオ)でした。苗の生産地は鹿児島県指宿市で、開聞岳のすぐ近くです。職員の矢野さんが取り寄せてくれました。
キウイの花がたくさん咲きました (令和3年5月10日)
 5月6日、敷地の東南に植えたキウイがたくさんの花をつけました。去年、初めて小さな実を5つほどつけたキウイですが、ピンポン玉より小さいものでした。雌株の花が多くて、雄株の花が少ないのですが、ニホンミツバチが蜜を求めて飛んできました。今年、食べられるような実がなるでしょうか?楽しみです。
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スズメバチを退治しています(令和3年5月18日)
 今年のニホンミツバチの巣箱は3つです(去年は1つでした)。ミツバチの大敵スズメバチが出始めました。巣箱のすぐ近くにハチ取り器を取りつけていますが、5月7日、3つのハチ取り器で計17匹のスズメバチを取りました。17匹のうち12匹が間もなく卵を産むと思われる大きな女王バチでした。(大成功でした!)
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